起立性調節障害(OD)｜足利市のいしくら接骨院

起立性調節障害とは

思春期に好発する自律神経の乱れで

循環器の調節がうまくいかなくなる疾患です。

朝起きれない、立ちくらみ、頭痛、立ち上がった時に気分が悪くなったり

時には、失神したり、血圧低下、心拍数が上がったりします。

精神的・環境的要因も関わっているといわれています。

(１)起立直後性低血圧

　起立直後の血圧低下からの回復に時間がかかるタイプ

(２)体位性頻脈症候群

　血圧の回復に異常はないが、起立性心拍の回復がなく上昇したままのタイプ

(３)神経調節性失神

　起立中に急激に血圧低下によっていきなり失神するタイプ

ポイント１

水分２リットル　塩分１０グラムをめあすに摂る

起立性調節障害の子どもは、血液量が少ないので循環している血液量を増やすために

水分と塩分をしっかり摂るようにしたほうが良いと言われています。

ポイント２

日中は寝転がない

自律神経系は、日中は人間が活動しやすいように身体を調節しています。

起床後も横になっているとそれに合わせ自律神経は調節します。

すると体内のリズムが崩れ、さらに起立しずらい悪循環になってしまいます。

なので、立ち上がる事ができなくても座ったり

どうしても寝たい時は上半身をあげるようにするなど頭の位置を心臓よりも高くし

しっかり血液を送りましょう。

ポイント３

ストレスコントロールをする

起立性調節障害は、心の影響を受けやすいので周囲の協力が重要です。

午後からなら登校できる、行事や部活動なら行けるなど

できる事を見つけてあげるのが重要です。

次の１１の症状のうち３つ以上当てはまれば起立性調節障害を疑います。

立ちくらみ・めまい

起立時の気分不良や失神

入浴時や嫌なことで気分不良

動悸や息切れ

朝なかなか起きられず午前中調子が悪い

顔色が青白い

食欲不振

腹痛

倦怠感

頭痛

乗り物酔い

心疾患や神経疾患、内分泌疾患、鉄欠乏性貧血などの基礎疾患が除く

『心身症としてのOD』や診療ガイドラインなどのチェックリストを行う

以上の様々な診察の上判断します

＊上記は、専門医の判定が必要となります。

薬物療法、日常生活での工夫、ストレスの軽減など環境の整理

心療療法などが一般的です。

専門医の元、当院では　五感整体法で施術します。